伊賀市議会 2017-11-30
平成29年第 6回定例会(第1日11月30日)
阿山支所長兼
地域振興総括監 松 本 和 久 君
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〇
出席事務局職員
職 名 氏 名
局長 百 田 光 礼 君
議事課主査[議会改革担当] 森 本 一 生 君
議事課長 籔 中 英 行 君
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(午前10時00分 開会)
○議長(
空森栄幸君)
おはようございます。
ただいまから平成29年第6回
伊賀市議会定例会を開会します。
本日、ただいままでの
出席議員数は24名、会議は成立しました。
本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
なお、本定例会に説明員として出席いただいている者の役職と氏名及び欠席届のあった者の役職と氏名はお手元に配付のとおりであります。
この際、議事に先立ち、諸般の報告をいたします。
地方自治法第180条第1項の規定による
専決処分事項概要についてはお手元に配付のとおり報告がありましたので、御了承願います。
それでは、これより議事に入ります。
日程第1
会期決定を議題とします。
本定例会の会期は、本日より12月21日までの22日間と定めたいと思いますが、これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御異議なしと認めます。
よって、会期は22日間と決定しました。
次に、日程第2
会議録署名議員の指名を議題とします。
会議規則第90条の規定により、本職において、9番 市川岳人君、10番 赤堀久実君の両名を指名します。
次に、日程第3 議案第116号を議題とします。
本案に関し、
総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
(22番
岩田佐俊君登壇)
○22番(
岩田佐俊君)
おはようございます。
ただいま議題となりました議案第116号、
芭蕉翁記念館条例の制定についての審査の経過と結果を報告いたします。
本議案は9月定例会におきまして、
継続審査となり閉会中の10月25日に審査を行いましたが、採決までに至らず、引き続き11月21日においても審査を行ったものであります。両日とも長時間にわたっての審査でありましたが、報告は主な質疑のみとさせていただきます。
まず10月25日に開催した委員会では委員から、芭蕉翁を顕彰するには専門性が必要と思う。また直営となると人件費が高騰するが考えはとの質疑があり、当局からは研究・調査・企画等は専門性がある学芸員が担うこととなる。正規の
学芸員等を採用すると人件費は上がるが知識を生かした顕彰や
情報発信を行いたいとの答弁がありました。また、これまで市から展示や企画等、事業に対する指導を行ってきたのかとの質疑があり、当局からは
指定管理の中で
自主事業の展開を記載してあるため、具体的な事業の指示はしていないとの答弁がありました。
続いて、11月21日に開催しました委員会では、顕彰会が聖域とならないように。また知名度を高めるよう指摘があり、当局からは芭蕉翁は最大の資源であるため、顕彰会と一体となって顕彰していきたい。会員数の増加へ向けて
取り組みたいとの答弁がありました。また、顕彰会にどのような役割を期待しているのか、さらには動きやすい体制とするため、顕彰会の会長を市長とすることの提案があり、当局からは、
関係団体や研究者とのつながりを深めることに傾注してもらいたい。提案に対しては、会長の任期もあるが市長に申し上げたいとの答弁がありました。
討論において、賛成の立場から、権限を持つことがスムーズに行く1つの方法である。市、
顕彰会お互いの強みを生かして運営してもらいたい。
記念館計画を速やかに実行してもらいたいとの意見がありました。
審査の結果、
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、
委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。
○議長(
空森栄幸君)
報告に対し御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
議案第116号に対し、委員長の
報告どおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
空森栄幸君)
全会一致であります。
よって、議案第116号は可決されました。
次に、日程第4 請願第7号を議題とします。
今定例会におきまして、本日までに受理した請願は1件で、お手元に配付の
請願文書表のとおりであります。請願第7号については、
産業建設常任委員会へ審査を付託します。
次に、日程第5 議案第129号から議案第137号までの9議案を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
改めておはようございます。きょう平成29年度
伊賀市議会定例会を招集をいたしました。議員の皆さんには、本日からの22日間、審議をよろしくお願いいたします。
それでは上程されました議案の説明に先立って、先の
議会定例会以降の主な施策の状況それから当面の市政に対する考え方の主なものを述べさせていただきます。
初めに、10月22日から23日にかけ伊賀市に接近し、大きな被害をもたらした台風21号についてであります。この台風では、昭和45年に
木津川上流河川事務所が
岩倉水位観測所で観測を始めて以来2番目となる7.92mの水位を観測しました。市内では
道路のり面初め、急傾斜地の崩落、
床下浸水や家屋の半壊があるなど、大きな被害をもたらしました。改めて、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
この災害について全国を対象に
農林災害を
激甚災害として指定し、11月27日付で公布・施行しました。市では、道路や
農業施設の
災害復旧に向け現在作業を進めていますが、家屋の被害を受けられた方々についても救済措置が行えるよう、制度の創設に向け検討を進めています。
この台風における市内の
公共土木施設の被災箇所は、現時点の調査では343件。うち国の
補助対象となるのが、道路38件、河川10件となっています。また、
農林災害につきましては全体で249件。うち国の
補助対象となるのが
農業用施設68件、農地22件となっています。今後、国の
災害査定が行われる予定であります。一部の復旧については
繰り越し工事になることも見込まれますが、早期に復旧すべく努めます。
また、
伊賀鉄道伊賀線では、桑町・猪田道駅の間の
盛り土のり面の崩壊があり、
応急復旧はしていますが、現場区間では最徐行での運行となっています。関西線でも災害があり、柘植・亀山駅間の亀山市
加太中在家地内で線路脇の亀裂とのり面の崩壊があり、現在はバスによる代行輸送が続いている状況です。11月15日から
復旧工事が始まり、来年1月中に復旧するとの連絡を受けています。先日には
JR西日本への
早期復旧の要望を行ったところであります。両線とも、市の基幹的な
公共交通機関ですので、
国土交通省を初め、三重県、
JR西日本等と連携しながら、今後も早期の
本格復旧に向け
取り組みを進めていきます。
一方、過去に
床上浸水が発生した
三田地区では、
固定式排水ポンプ11基と市、国の
排水ポンプ車2台が内水の排除を行い、家屋の
浸水被害を防ぐことができました。ほかにも、
排水能力を強化した
小田地区や
朝屋地区、新たに
排水ポンプを設置した島ヶ原や
排水ポンプを設置してある岩倉でも、被害の軽減や浸水時間の短縮につながるなど、効果を発揮したところであります。
また、平成27年から運用を開始した
上野遊水地についても、国の試算では木津川からあふれた水を遊水地内におよそ600万m2とどめたことで、およそ160ヘクタール、760戸の
浸水被害を防ぐことができたとの報告も受けています。9月20日には、
川上ダムの本体工事の契約が行われたと聞いています。このダムが完成すれば、今回のような台風時においても1,210万m2の水をためることができ、下流の
比土水位観測所の水位をおよそ1.7m軽減できるとの試算も
水資源機構から伺っており、平成34年の完成に向け、市としても協力をしていきたいと考えています。
去る11月5日ですが、
南海トラフ地震の発生を想定して、三重県と伊賀市、尾鷲市、紀北町による
総合防災訓練を
霊峰中学校、
西柘植小学校を主会場に開催しました。この訓練には、110団体、各
地区住民や
自主防災組織、
関係機関を含め、全体でおよそ3,500人の方に参加をいただきました。災害時には、自助、共助、公助の3つが互いに連携・協力することで被害を最小限にできるとともに、早期の復旧・復興につなげることができます。今回の訓練を機に今後もこのような訓練を行い、さまざまな面での検証も含め、市民の皆さんと減災に結びつく行動を継続していきたいと考えるところです。
次に、健康・福祉についてです。
伊賀市立上野総合市民病院については、
常勤看護師10人を初め、
理学療法士など技師2人を新たに採用または採用内定したほか、三次元
内視鏡システムを購入するなど、
診療体制を充実したところです。経営面では、上半期における
入院患者数は昨年度より5.3%増加し、
病床稼働率は83.3%となり、
外来患者数では6.3%の増加となっています。診療収益では上半期対前年比で6.3%の増加となっています。引き続き
市民病院の役割である住民の思いを安心に変える
医療体制の確立を目指していきます。
医療政策では、2025年、さらにその先も見据え、全
世代型地域包括ケアシステムの構築に向けて、将来的な
救急医療や
在宅医療の
取り組みを示す、伊賀市
地域医療戦略2025をこの10月に策定し、現在、
関係機関や市民の皆さんへの周知に努めているところです。戦略のテーマの一つでもあります
在宅医療への
取り組みを進めるために、お薬手帳の1冊化運動とともに、まずは支援が必要な皆さんへ、
ケアマネジャーなどを通じてお
薬手帳カバーを配付するなど、引き続きこの手帳を活用した、
在宅患者支援や専門職間の連携などの
取り組みを進めているところです。
次に生活・環境の分野です。
空き家対策の
取り組みについては、昨年10月からの
伊賀流空き家バンク制度開始からおよそ1年2カ月が過ぎ、現在、
登録物件数81棟、
利用登録者数179世帯、成約数は23件と順調に増加しています。また、11月1日から、
伊賀流空き家バンク制度で交渉成立した場合に、農地取得の下限面積を1m2とする制度を開始しました。これにより、小規模な家庭菜園など新規就農の候補者が増加し、移住・定住人口の増加につながると考えています。
次に産業・交流の分野です。観光では、いがぶらり体験博覧会いがぶらを10月から12月3日まで開催しており、ことしは149の
観光メニューが創出され、およそ3,000人に参加をいただく予定です。地域に根差した
着地型観光事業いがぶらの
ブランド化と市民全体で観光客を受け入れる
体制づくりを一層進めていきたいと考えています。
また、三重県、三重大学、
日本航空株式会社と
連携事業として進めています、忍びの
里伊賀創生プロジェクトの
協力事業として、11月3日、4日に、第1回
忍者トレイルランニングレースが開催されました。両日でおよそ700人が、かつて忍者が駆けたであろう山道を同様に駆けめぐり、伊賀の景色を存分に楽しんでいただきました。今後も来訪者の満足度につながる多様な
観光地づくりを観光に参加する皆さんや市民の皆さんとともに進めていきたいと考えています。
さらに、忍者市伊賀市の認知度を高めるべく、
伊賀上野観光協会との
共同事業で
オリジナル年賀はがきを作成し、12月3日から販売します。このように、今後ともさまざまな手法で
情報発信に努めたいと考えています。
そして、地域の稼ぐ力を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する
観光地経営の視点に立った
観光地域づくりの
かじ取り役として期待されるDMO(デスティネーション・マネジメント・オーガニゼーション)の形成についてでありますが、
伊賀上野観光協会が
日本版DMO候補法人登録に向けての申請を11月15日に国に提出をいたしました。今後、多様な主体が連携しながら伊賀の強みや魅力を生かした
観光地域づくりを進めていくことについて伊賀市もしっかりと支援を行ってまいります。
次に
生活基盤の分野です。
バス交通については、
交通不便地域を中心に市の支援のもと地域が主体となって運営する
地域運行バス支援制度について、引き続き
関係機関との協議・調整、
関係地域への説明など制度の構築に向けた
取り組みを進めています。
次に、教育・人権の分野です。
人権尊重については、国において昨年、いわゆる
障害者差別解消法、
ヘイトスピーチ解消法、
部落差別解消法という3つの法律が施行されました。しかし、今年度も小中学生による障がい者を傷つける発言、外国人への偏見、
部落差別にかかわる身元調査問題などの
差別事象が発生し、社会の
差別意識が解消されていない状況です。
このため、
人権問題地区別懇談会などあらゆる機会をとらえ、障がい者差別・
外国人差別・
部落差別の根絶、さらに
性的マイノリティへの理解促進などに
取り組み、全ての人の人権が守られ多様性が尊重される
社会意識を醸成し、差別や排除のない
人権尊重の
まちづくりにつなげていきたいと考えています。
こうした人権の現状を踏まえ、今月に人権問題に関する
市民意識調査結果や当事者の意見を検討し、今日的な人権に関する諸課題に対応できるよう、本年度から6年間を
計画期間とする第3次伊賀市
人権施策総合計画を策定しました。計画の推進に当たり、行政、市民、
住民自治協議会、企業・団体などの多様な主体が連携・協働し、おのおのが取り組む必要があります。皆さんの一層の理解、協力をお願いいたします。
教育について、本来でありましたらば、
教育委員会から申し上げることでありますが、
学校教育では
全国学力・
学習状況調査結果が公表されました。伊賀市においては、中学校で授業改善に一層取り組んでいく必要があります。
教育委員会では毎年、
全国学力・
学習状況調査結果が全国上位の福井県坂井市の中学校を11月中旬に訪問し、授業を参観し、学校の
取り組みや
市教育委員会の
取り組みを聞き取ってきました。
伊賀市においても、今回の結果と
生活習慣や
学習環境に関する
質問調査をあわせて検討し、
学校総体での授業の質の改善を図り、子供たちの家庭での学習時間をふやす
取り組みを家庭と連携し、進めていくこととしています。
学校教育環境の整備の面では、
PFI方式による
小学校給食センター整備に向け、
運営事業の入札公告を行うなど順調に事業を進めているところです。
次に、文化・
地域づくりの分野です。文化・芸術分野では、10月12日に第71回芭蕉祭を、また11月12日にしぐれ忌を開催し、芭蕉翁の遺徳をしのびました。芭蕉祭では、献詠俳句を初め、連句、絵手紙、ポスターなど全部で3万8,118点の作品の応募がありました。また、来年2月には俳句ユネスコ無形文化遺産推進協議会の名誉顧問のEU名誉大統領、ヘルマン・ファンロンパイさんに、伊賀市へお越しいただく予定です。芭蕉翁の生誕地伊賀市を国内、国外に向けアピールし、俳句のユネスコ無形文化遺産登録を目指していきたいと考えています。
歴史・文化遺産では、11月10日、11日に、伊賀市がホスト市として全国から14市町の首長をお招きし、第11回全国国分寺サミット2017in伊賀国分寺を開催しました。国分寺跡という貴重な史跡の保存・活用を通して、
まちづくりなどについて情報交換を行い、地域の魅力発信に努めたところです。また、現在、文化財保護事業として、川東にある春目神社拝殿の解体修理を行っているところですが、今後も、伊賀市にある多くの文化財を保護活用し、貴重な遺産を次世代に引き継ぐことができるよう積極的に
取り組み、にぎわいの創出にも役立てていきたいと考えています。
住民自治では、懸案となっておりました
住民自治協議会未設置地区の八幡町地区におきまして、関係者の尽力により12月10日に
住民自治協議会の設立総会を開催する運びとなりました。伊賀市において39番目の
住民自治協議会の誕生となります。今後は地域
まちづくり計画を作成し、個性と魅力あふれる
まちづくりに取り組んでいただきたいと願うところであります。市では既存の自治協議会同様、しっかりと支援してまいるつもりであります。
最後に計画の推進の分野であります。11月1日から17日の間、市内7カ所におきまして、当面の市政課題にかかる市民懇談会を開きました。市の財政状況を市民の皆さんと共有するとともに、第2次伊賀市総合計画第2次再生計画の概要とあわせ、これから進めていく伊賀市自治基本条例の見直し、そして、平成31年1月の新庁舎開設に向けた行政組織の見直しについて懇談をしました。参加いただいた皆さんからは、地域の現状や課題とともに市への建設的な御意見などもたくさん頂戴をいたしました。御意見は自治基本条例の見直しの参考とさせていただくとともに、市政運営に反映したいと考えています。
11月19日には、誇れる伊賀市、住み続けたい伊賀市を実現するため、市民を巻き込んだシティプロモーションの
取り組みとして、私たちがデザインする伊賀市のミライと題した第1回ラウンドテーブルを開催しました。これは、シビックプライドの醸成と協働による
まちづくりを目的に実施したもので、市内高校生を初めおよそ80人に参加をいただき、伊賀市のミライに向けた斬新なアイデアや意見をいただきました。今後は、そうしたアイデアを参考に、実現に向けて
関係団体、企業などを巻き込み市全体で検討してまいります。
新庁舎建設についてです。10月14日に開催しました市民見学会には、定員一杯の50人に参加をいただき、大型クレーンによる免震装置の設置の実演等を見ていただきました。参加の皆さんからは、たくさんの質問もあり、新庁舎建設に対する関心の高さを感じたところであります。平成31年1月の開庁に向け、工事も順調に進んでいます。現在の工事進捗率は25%で計画通りに進んでいます。10月末からは鉄骨の立て方に着手しており、年内には鉄骨が5階まで立ち上がり、建物全景が見られるようになります。
以上、先の
議会定例会以降の主な施策の状況と当面の市政に対する考え方を述べました。
それでは提出をしました議案の概要を説明いたします。
ただいま上程の、平成29年度伊賀市
一般会計補正予算、国民健康保険事業など4
特別会計補正予算及び病院事業会計など3企業会計補正予算並びに
大山田財産区
特別会計補正予算について、その概要を説明します。
まず、議案第129号の
一般会計補正予算(第4号)については、既定の予算額に歳入歳出それぞれ7億7,711万2,000円を追加し、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ448億8,166万1,000円とするものです。
今回の補正は、本年8月、9月に発生した台風5号、18号の被害による
災害復旧費について、所要額の補正を行うほか、鉄道事業再構築実施計画に基づき上野市駅舎の耐震補強工事を行うための実施設計業務委託料、民間事業者等の設備投資に係る無利子資金の貸し付けを行う地域総合整備資金貸付金などについて、所要額を補正しようとするものです。
また、債務負担行為の補正については、新庁舎におけるネットワーク管理業務経費のほか、各施設の平成30年度維持管理業務などにつきまして、それぞれ期間及び限度額を設定するとともに、地方債では、それぞれの所要額を見込む補正を行っています。歳出補正の主な内容ですが、人件費では、本年4月の賃金改定に伴い業務嘱託員報酬など、全体で397万5,000円を増額しています。
物件費では、全体で5,546万5,000円を増額していますが、主なものとしまして、ごみ燃料化施設の燃料費3,400万8,000円、内部情報システムを更新するための次期情報系システム構築業務委託料631万8,000円などを計上しています。
また、篤志家から上野図書館の図書購入についての寄附があったため、図書購入費6万8,000円を増額しています。
維持補修費では、全体で387万4,000円を増額していますが、上野公園駐車場の合併処理浄化槽及び
岩倉峡公園キャンプ場常設テントの修繕料87万2,000円などを計上しています。
扶助費では、全体で7,503万4,000円を増額していますが、私立保育所等の公定価格の改定に伴い施設型給付費2,582万5,000円を計上するほか、平成27年度から開始しています中学生の医療費無料化による、子ども医療扶助費598万7,000円などを増額したことによるものです。
補助費等では、全体で3,638万4,000円を増額していますが、障害者自立支援給付費等負担金の過年度国県支出金精算返還金2,189万4,000円、伊賀南部環境衛生組合負担金636万5,000円などを計上しています。
投資的経費では、全体で7,530万1,000円を増額していますが、成瀬平馬家長屋門保存修理の工事費が、平成29年度は前金分のみの支払いとなったことから、工事費1,807万3,000円などを減額する一方、島ヶ原ふれあいの里施設のバッキーブロワ取りかえ工事やサウナ室改修工事費等で1,200万円、大山田温泉施設のボイラー設備等の改修工事費1,230万円のほか、市道西高倉西山線道路の舗装修繕工事費906万2,000円などを増額しています。
また、伊賀市に影響をもたらしました本年8月7日の台風5号及び9月17日の台風18号による、農林施設
災害復旧費1,236万1,000円、
公共土木施設災害復旧費3,770万円を計上しています。
投資・出資・貸付金では、地域総合整備資金貸付金5億1,000万円を計上しています。
繰出金では、国民健康保険事業特別会計繰出金1,369万円のほか、介護保険事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計繰出金を合わせまして、全体で1,707万9,000円を増額しています。
歳入では、特定財源として国県支出金、寄附金、市債などを増額し、一般財源として財政調整基金からの繰り入れを行っています。
次に、議案第130号の
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)では、会計全体で3,202万円を増額していますが、事業勘定で高額医療費拠出金1,877万9,000円、平成28年度療養給付費等負担金の精算に伴う返還金3,499万4,000円など、合わせまして4,558万1,000円を増額し、直営診療施設勘定では、山田診療所の休診に伴い、嘱託医報酬435万円や医薬材料費583万5,000円など、合わせまして1,356万1,000円を減額しています。
また、債務負担行為として、霧生診療所レセプトコンピューター借り上げ料については、平成29年度から平成34年度までの設定とし、阿波診療所医薬材料費及び阿波診療所臨床検査業務委託経費については、平成29年度から平成30年度までの設定としています。
次に、議案第131号の
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)では、平成30年4月1日から業務を行うため、警備業務について、債務負担行為を設定しています。
次に、議案第132号の
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)では、5億967万6,000円を増額していますが、一般管理経費で過年度国県支出金精算返還金2億9,758万円、基金積立金で介護給付費準備基金積立金2億2,980万9,000円を、また
在宅医療介護連携推進事業では新規介護認定者分のお
薬手帳カバーを増刷するための印刷製本費98万3,000円をそれぞれ増額し、介護予防生活支援サービス計画給付費では、2,385万7,000円を減額しています。
なお、債務負担行為として、4月1日から配食サービスを行うための食の自立支援事業委託経費及び介護保険事業の啓発用パンフレット印刷製本費について、平成29年度から平成30年度までの設定をしています。
次に、議案第133号の
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)では、2,898万7,000円を増額していますが、所得判定基準の見直しに係るシステム改修委託料164万2,000円、後期高齢者医療広域連合納付金2,721万5,000円などを計上しています。
次に、議案第134号の
病院事業会計補正予算(第2号)では、収益的支出で修繕費1,000万円を減額し、資本的支出で医療器械及び器具費1,000万円を増額しています。また、債務負担行為では、医療用薬品購入経費、診療材料購入経費などについては、平成29年度から平成30年度までの設定として、三重大学の寄附講座経費については、平成29年度から平成31年度までの設定としています。
次に、議案第135号の
水道事業会計補正予算(第3号)では、債務負担行為として、水道用粉末活性炭購入経費などについては、平成29年度から平成30年度までの設定とし、定期水質検査業務委託経費などの検査業務委託経費については、平成29年度から平成34年度までの設定としています。
次に、議案第136号の
下水道事業会計補正予算(第2号)では、債務負担行為として、上野新都市浄化センターほか6施設の処理施設等維持管理業務委託経費は、平成29年度から平成32年度までを設定し、その他、処理施設浄化消毒薬品購入経費など6事項の経費については、平成29年度から平成30年度までの設定としています。
次に、議案第137号の
大山田財産区
特別会計補正予算(第1号)では、分収造林事業の承認に伴い、水源林造成業務委託料302万4,000円を増額するほか、積立金として、226万5,000円を
大山田財産区基金に積み立てをしています。
以上、今回の補正は、一般会計、特別会計及び企業会計並びに財産区特別会計を合わせまして、13億5,308万4,000円を増額し、補正後の全会計の予算総額を835億3,587万6,000円にしようとするものであります。
審議よろしくお願いをいたします。
○議長(
空森栄幸君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御質疑なしと認めます。
よって、議案第129号から議案第137号までの9議案は、予算常任委員会へ審査を付託します。
次に、日程第6 議案第138号から議案第150号までの13議案を一括して議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第138号から議案第150号までの13議案について説明します。
まず議案第138号ですが、伊賀市
行政組織条例の全部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、組織の部の編成については、平成26年度から現行の体制で行政運営を行っていますが、平成31年1月の新庁舎への移転に向け、定員管理方針による人員の削減を進めるとともに、自治基本条例の基本理念に基づいた、市民にわかりやすく機能的、効率的な執行体制を整備するため、本条例を改正しようとするものであります。
改正の主な内容ですが、部の設置について、現行では、総務部、企画振興部、財務部、人権生活環境部、健康福祉部、産業振興部、建設部の7部としていますが、これを、総務部、企画財政部、にぎわい交流部、人権市民協働部、生活環境部、健康福祉部、産業振興部、都市整備部の8部に改め、各部の事務分掌を見直すものです。
なお、この条例は、平成30年4月1日から施行することとしています。
次に、議案第139号ですが、伊賀市
情報公開・
個人情報保護審査会設置条例及び伊賀
市債権管理条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由及び内容ですが、平成29年6月議会において、伊賀市
個人情報保護条例の一部改正が議決され、実施機関の定義に関する規定が第2条第2号から第2条第4号に、行政情報の定義に関する規定が第2条第4号から第2条第6号に改正されたことを受け、当該規定を条文内で引用しているこれら2条例を改正しようとするものであります。
なお、この条例は、公布の日から施行することとしています。
次に、議案第140号ですが、伊賀市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び特定
個人情報の提供に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、本条例は行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法に基づき、本市での
個人番号の独自利用事務について規定していますが、地域生活支援事業に関する事務については、番号法の法定事務である障害福祉サービスと同時に申請され、必要書類も同一であることが多いため、一体的に運用する必要があることから、当該事務を市の独自利用事務に追加し、添付書類を減らすことにより、利用者の利便性の向上を図るため、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の主な内容ですが、別表第1、第2に地域生活支援事業を追加し、
個人番号を利用できるようにするものです。
なお、この条例は、平成30年7月1日から施行することとしています。
次に、議案第141号ですが、伊賀市
保育所条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、伊賀市保育所のあり方に関する提言書、伊賀市子ども・子育て支援事業計画に基づき、小学校区を考慮した保育所統合を行うため、昭和27年に地域の保育所として設置した市立佐那具保育所は、平成30年4月から、私立府中保育園と統合することとしました。現在、旧府中小学校跡地において伊賀市社会事業協会が運営する府中保育園の改築事業として新園舎等の整備を行っており、平成30年2月末には事業が完了する見込みです。これに伴い、市立佐那具保育所は、平成30年3月末をもって閉所するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
改正の内容ですが、別表において佐那具保育所を削除するものです。
なお、この条例は、平成30年4月1日から施行することとしています。
次に、議案第142号ですが、伊賀市
福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、現在、中学卒業までの子供の入院及び通院医療費について、条例に定められた一定の基準に該当する対象者に対し子ども医療費を助成しています。伊賀市では医療の側面から子育て世代を支え、安心して子供を産み育てる環境整備を図るため、平成30年4月から義務教育就学前の子供を対象に医療費の窓口無料化を実施する予定ですが、それに合わせて助成対象者の拡大を行い、さらに充実した制度にするため、本条例の一部を改正しようとするものです。
改正の内容ですが、子ども医療費の対象者で義務教育就学前の者については、所得要件を撤廃するものです。
なお、この条例は、平成30年4月1日から施行することとしています。
次に、議案第143号ですが、伊賀市
消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例及び伊賀市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正したいと思います。
改正の理由ですが、近年の
消防団員の活動の多様化や人材確保が困難な状況を踏まえ、消防団活動を活性化させるため、団員定数、報酬、処遇の改善等について内部協議、検証等を行ってきました。その内容について、このたび地域の理解を得られましたので、消防団活動の体制を整備するため、これら2条例を改正しようとするものです。
改正の内容ですが、第1条、伊賀市
消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正では、
消防団員の定数を1,510人から1,450人に削減し、公務災害補償及び
退職報償金に係る掛金の額の算定基準となる条例定員の規定を追加するほか、従事すべき消防事務の範囲が極めて限定されている支援団員の人数を新たに規定しています。また、基本団員及び支援団員の報酬、費用弁償、
退職報償金等の規定について見直し及び追加をそれぞれ行っています。
第2条、伊賀市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部改正では、支援団員の
退職報償金について新たに規定し、支援団員として勤務した期間は、
退職報償金を支給しないこととしています。
なお、この条例は、平成30年4月1日から施行することとしています。
また、経過措置として平成30年3月31日以前に入団し、5年以上勤務した支援団員には、平成35年3月31日までの間に退職した場合は、9万6,000円の
退職報償金を支給する旨を定めています。
次に、議案第144号ですが、
伊賀市立学校結核対策委員会条例を廃止したいと思います。
廃止の理由ですが、本委員会は、学校における結核健診の状況把握、精密検査対象児童生徒の管理方針の検討、患者発生時の
関係機関との調整等を所掌していますが、学校保健安全法施行規則の改正により、定期健康診断における結核の検査方法に関して、委員会からの意見聴取の必要がなくなったこと、結核患者発生の際は医療機関からの連絡、保健所との連携により対応できること、近年の開催実績がないこと等を踏まえ、伊賀市審議会等の見直し方針に基づき、本条例を廃止しようとするものです。
なお、この条例は、公布の日から施行することとしています。
次に、議案第145号から議案第149号までの5つの議案であります。
指定管理者の指定について、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決をいただきたいと思います。
今回は、
指定管理期間が満了するため、
指定管理者の指定を行う施設が7施設あり、これらの
指定管理者について指定を行うものです。議案第145号の
放課後児童クラブウイングうえの及び議案第146号の
放課後児童クラブ風の丘及び放課後児童クラブ第2風の丘は、社会福祉法人伊賀市社会事業協会に、議案第147号の
中瀬放課後児童クラブ、ネバーランドは、公益社団法人伊賀市シルバー人材センターに、議案第148号の市民ふれあい農園及びふれあい広場は、明日が楽しみな里づくり委員会に、議案第149号の
岩倉峡公園キャンプ場は、公益財団法人伊賀市文化都市協会に、それぞれ
指定管理者の指定を行おうとするものであります。
なお、
指定管理期間ですが、平成30年4月1日から、
岩倉峡公園キャンプ場については3年、それ以外の施設については5年となっています。
次に、議案第150号の財産の無償譲渡についてですが、平成29年3月31日をもって閉所した、旧まるばしら保育所を地域福祉活動の拠点として活用いただくために、丸柱地域
まちづくり協議会へ無償譲渡することにつきまして
地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
以上、よろしく審議をお願いいたします。
○議長(
空森栄幸君)
説明が終わりました。
以上、13議案について一括して質疑を行います。
なお、質疑は
会議規則第58条の規定により、同一議題につき1人3回まで、また申し合わせにより答弁を含めて20分以内となっておりますので、御了承願います。
また、この後、各常任委員会へ議案審査の付託を行いますので、質疑に当たっては、それぞれ所属する常任委員会へ付託予定以外の議案についてとし、意見を述べることなく、簡潔・明瞭に行ってください。
それでは、御質疑ありませんか。
○議長(
空森栄幸君)
田中議員。
○12番(田中 覚君)
議案の143号、伊賀市消防団の定数の、ここの条例改正案なんですが、今提案理由を市長からお聞きをさせていただきました。ちょうどその143号、ページ数でいうと3ページ目、上から十三、四行目、改正の内容ですが、第1条、伊賀市
消防団員の定数、任免、給与とありまして、
消防団員の定数を1,510人から1,450人に、ここの場合は減員し、なんだと思うんですよ、提案理由の中の言葉の使い方なんですけれども、ここの削減なのか、減員なのか、そのあたり非常に微妙な表現だと思いますので、一度確認をさせていただきたいと思っております。
○議長(
空森栄幸君)
答弁願います。
消防長。
(消防長 久保安治君登壇)
○消防長(久保安治君)
減員でございます。
○議長(
空森栄幸君)
田中議員。
○12番(田中 覚君)
終わります。
○議長(
空森栄幸君)
他に御質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御質疑なしと認めます。
よって、議案第138号及び議案第139号の2議案は総務常任委員会へ、議案第140号から議案第142号まで、議案第144号から議案第147号まで及び議案第150号の8議案は教育民生常任委員会へ、議案第143号、議案第148号及び議案第149号の3議案は
産業建設常任委員会へそれぞれ審査を付託します。
次に、日程第7 議案第151号を議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第151号の
専決処分の承認についてですが、平成29年度三重県伊賀市
一般会計補正予算(第3号)を
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分しましたので、報告させていただくとともに、承認をいただきたいと思います。
御承知のように、9月28日に衆議院が解散されたことに伴い、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査が10月22日に執行されました。緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであるため、選挙執行経費について予算措置を講じる
専決処分を、去る9月28日に行ったものであります。予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,664万2,000円を追加し、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ441億454万9,000円としています。
歳出補正の主な内容としましては、衆議院議員選挙の執行にかかる経費で、投票立会人等報酬425万5,000円、選挙事務に従事する職員の時間外勤務手当1,496万3,000円、ポスター掲示板設置、撤去業務委託料994万7,000円などが主なものです。なお、歳入については、全額県からの委託金です。
よろしく御承認いただきますようお願いします。
○議長(
空森栄幸君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は、
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第151号に対し、承認することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
空森栄幸君)
全会一致であります。
よって、議案第151号は承認されました。
次に、日程第8 議案第152号を議題とします。
当局の説明を求めます。
市長。
(市長 岡本 栄君登壇)
○市長(岡本 栄君)
ただいま上程の議案第152号、平成29年度伊賀市
一般会計補正予算(第5号)ですが、既定の予算額に歳入歳出それぞれ13億2,827万7,000円を追加し、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ462億993万8,000円とするものです。
今回の追加補正は、本市に影響をもたらした、10月22日の台風21号に係る
災害復旧経費について、現予算が不足するため、所要額を補正しようとするものです。また、地方債の補正では、それぞれの所要額を見込む変更を行っています。
災害復旧の主な内容ですが
公共土木施設では、市道丸之内伊賀上野橋線を初め、市道ののり面崩落や土砂流出、倒木などの被害により、およそ340件の
復旧工事経費のほか、農林施設では、農地、
農道、林道等ののり面崩落や土砂流出、路面陥没などの被害により、およそ272件の
復旧工事経費を計上しています。
また、その他公共・公用施設では、旧古山小学校、旧丸柱小学校を含む小中学校10校におけるのり面崩落、陥没等による
復旧工事経費のほか、伊賀鉄道桑町駅・猪田道駅間の土砂崩壊による
復旧工事経費、大山田温泉敷地内ののり面崩落による
復旧工事経費などについて、それぞれ事業費を計上しています。これら
災害復旧経費の財源としまして、国県支出金、市債などの特定財源のほか、一般財源として財政調整基金からの繰り入れを行っています。
よろしく、審議をお願いします。なお、今回の追加補正につきましては、市民の安心・安全のため、一日も早く、
災害復旧を進めていきたく、議決に当たりまして、御配慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
空森栄幸君)
説明が終わりました。
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御質疑なしと認めます。
お諮りします。本案は、
委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第152号に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
空森栄幸君)
全会一致であります。
よって、議案第152号は可決されました。
続いてお諮りします。
ただいま議案第152号が可決されましたので、これに伴い議案第129号と議案第152号との間で字句、数値等を調整する必要が生じました。
つきましては、
会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御異議なしと認めます。
よって、数値の整理は議長に委任することに決定しました。
以上で、本日の
議事日程は終了しました。
なお、明日12月1日から12月6日まで、議案精読のため休会とし、12月7日午前10時から、本会議を再開したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
空森栄幸君)
御異議なしと認め、そのように決定しました。
なお、市政一般質問の通告書は明日、12月1日正午までに詳細記入の上、提出願います。
また、内容につきましては、それぞれ議員間において、重複しないよう調整いただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。
本日はこれをもって散会します。御苦労さまでした。
(午前10時52分 散会)
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